ハテヘイ6の日記

ハテヘイは日常の出来事を聖書と関連付けて、それを伝えたいと願っています。

「戦争法を廃止へ!安倍政権は退陣を!11・19国会正門前集会」 に参加して

 「あなたは、長い旅に疲れても、『あきらめた』とは言わなかった。あなたは元気を回復し、弱らなかった」(イザヤ57:10)。
 2015年11月19日、上記の集会に行って来ました。前回4名でしたが、今回一人増えて5名でした。また前回出席した一人の方は多忙で欠席、本来なら6名になるところでした。
 高校同期の横の繋がりで、一人でも多く集い会い、共に「戦争法案絶対廃止!」と、八王子の集会でよく知られた菱山南帆子さんが音頭を取ってのシュプレヒコールに唱和出来たのは、貴重な体験でした。ブログ仲間のmm3493さんのわりと近いところで、「ニアミス」となりました(http://d.hatena.ne.jp/mm3493/20151119)。

 私は地下鉄日比谷駅から歩いて行ったのですが、ちょっと早くまだ人々があまり集まっていない時、遠方から国会議事堂の写真を撮りました。本来なら雨か雨上がりの時になる筈でしたが、晴れて雲がかかっていました。集会の終わりに見た時は、その白い巨大な姿が実にくっきり。実に印象的で直ぐ山崎直子さんの小説『白い巨塔』を思い出しました。これは「浪速大学に勤務する財前五郎里見脩二という対照的な人物を通し、医局制度などの医学界の腐敗を鋭く追及した社会派小説」(ウイキ)です。
 今国会内部では財前こと安倍首相をトップに、かつてなく巨大な政界の腐敗が進んでおり、里見こと野党の勢力はあまりに弱くなっています。
 しかし財前の医療ミスで死んだ佐々木庸平の遺族こと私たち憲法と民主主義を守ろうとする市民・学生らも立ち上がり、野党と共にこの白い巨塔を倒そうとしています。財前は裁判で負け癌で死にました。バベルの塔も建設途上で挫折しました。エリコの強固な城壁も崩れ去りました。私たち一人ひとりが自らの意思で戦争関連法案反対の為に国会を包囲すれば、必ずや安倍独裁政権は崩壊すると確信します。
 集会は共産党参議院議員井上哲士氏の演説で始まり、社民党衆議院議員で沖縄出身の照屋寛徳氏、民主党参議院議員福山哲郎氏、「戦争をさせない1000人委員会」事務局長内田雅敏氏、「憲法共同センター」長尾ゆりさん、「安保法制違憲訴訟の会」伊藤真氏、日弁連山岸良太氏、民法改正ネットワークの坂本洋子さんと続きました。さらに変わったところでインドから来た、核軍縮と取り組むクマール・スンダラム氏が、「戦争法案絶対廃止」とまずシュプレヒコール、日本が戦争出来る国になろうとしている事に危惧を抱き、それと南アジアとの関わりで連帯のアピールをしました。次いでシカゴ大学名誉教授のノーマ・フィールドさん、数分前話して欲しいと要請されたそうで、緊張していますと笑わせておいて、流暢な日本語で憲法九条の死守を訴えました。11・29沖縄集会実行委員会の野平晋作氏は、辺野古埋立ての為公私使い分けての安倍政権に怒りを表明しました。立教大学からはフランス哲学を専攻している学者の会の西谷修氏が登場しました。テロとの戦争という構図で言えば世界中がこれに当てはまる、憲法九条でこれを阻止しなければと、理路整然と語りました。最後に「解釈で憲法九条を壊すな!実行委員会」高田健氏が、テロとの戦い日本国憲法に緊急事態条項がないから欠陥憲法だと言い出している輩がいる、本当に汚いやり方だ、私たちは絶対こんな事を認めない、と堂々と訴え、大きな拍手がおきました。集会の終わりにふさわしい大演説だったと思います。
 全てユーチューブで見られますので、是非集会に行けなかった方もご覧になって下さい(https://www.youtube.com/watch?v=6YyL-haqlM0&list=PL0r_ha6smF6Tib60WD8VaLoyLrLwXa28M)。