ハテヘイ6の日記

ハテヘイは日常の出来事を聖書と関連付けて、それを伝えたいと願っています。

ジョセササイズとは

 「雨や雪が天から降ってもとに戻らず、必ず地を潤し、それに物を生えさせ、芽を出させ、種蒔く者には種を与え、食べる者にはパンを与える」(イザヤ55:10)
 郡山市のアパートにいて、二本松に除染に行っていた頃(昨年5〜7月)、非常に疲れていたけれど、一度だけ磐越西線に乗って、会津若松を訪れた事があります。駅から城まで歩いてみましたが、さすが観光の町、よく整っていました。商魂たくましく、城の内部や白虎隊関係の場所に行こうとしても、必ず300円位の入場料を取っていました。
 その時期だから勿論雪はありませんでした。昼飯で入った店で訊いたら、昔ほど豪雪ではないと言われました。
 しかしこのところ居座っている大寒気のため、新聞記事を見ても会津地方は大雪です。
 福島民報の「明日に挑む 芽吹く福島の力」という連載の記事(1月19〜20日)に、西会津町の雪に対する取り組みが紹介されていました。
画像はhttp://westaizu.blog46.fc2.com/blog-entry-401.htmlよりお借りしました。
 少子高齢化で除雪作業は、お年寄りには重労働です。そこで会津若松市の北東で接する磐梯町の職員鈴木孝之さんは考えました。20〜40代の若者・中年にとっては、「除雪はつらい労働」ではなく面白い、それは「楽しく体を動かすこと」だと発想を変えました。そこで除雪と運動を日本語と英語で繋げ、「ジョセツ」と「エクササイズ」から「ジョセササイズ」という造語を考案しました。
 それに賛同した西会津町の町民有志と鈴木さんとで、昨年1月「日本ジョセササイズ協会」が設立されました。そして会長となった鈴木さんは、「雪国の魅力を多くの若者に知ってもらい、町外から移住する人が現れるきっかけとしたい」と意気込み、ホームページを立ち上げました(http://jjxa.strikingly.com/)。そこでは素敵なイラスト入りで、その基本動作を丁寧に載せています。本来危険が伴う作業なので、細かな注意点も挙げています。また除雪ハイとか除雪ロスという症状も出て来るので、気をつけるよう注意を喚起しています。

 さらにフェイスブックも開かれており、早速この福島民報の紹介が掲載されていました(https://www.facebook.com/jjxa.joce.xercise)。
 こうした取り組みでアクセスする人々の数は急激に増え、東京の駒沢女子大学の学生十三人が訪れ、ジョセササイズを初体験しました。「いい運動になる」「楽しかった」などの書き込みが拡大しています。実際参加しなくても「いいね!」と言ってくれる人々の数が増加しています。イラストの一部をホームページからお借りしました。皆様閲覧してみて下さい。
 ただ西会津町の昨年十二月の人口は約六千五百人と、五年前に比べ八百人減少しているそうですし、「今のところ移り住んだ人はいない」そうです。
 そこでホームページでは、サポーター会員も募集しています。
 是非挑戦してみて下さい。除雪の運動を正しく行うなら、若者から糖尿病予備軍と言われている人の数は確実に減ると思います。