ハテヘイ6の日記

ハテヘイは日常の出来事を聖書と関連付けて、それを伝えたいと願っています。

田植えの手伝いと我が家の畑作

 「なまけ者は冬には耕さない。それゆえ、刈り入れ時に求めても、何もない」(箴言20:4)。

 2017年の4月は多忙で、しばらくブログを休んでいましたが、その時にやった事を少し述べてみます。
 まずは西隣の方の田んぼの手伝いです。最初に耕運機で耕した6反の田で、それぞれの四隅が土で盛り上がっている為、シャベルで掘って均す仕事です。昨年5反だったのが、今年は6反です。手掛ける人がいなくなったからです。ちなみに1反は10メートル×100メートルほどの長方形なので、畔を歩くだけでも大変です。
 
コツコツやって終わった頃、その西隣の持ち主と一緒に軽トラで農協へ行き、苗床を運んで来ました。写真右。
 まだ苗が十分生育していない為、一緒に作った隣の空き地のビニールハウスに置いて、毎日水をやります。写真左下。

 その後育った苗を田んぼに運び、田植え機で植えるわけですが、その前に昨年やった代掻き作業があります。今年は行事があってそれは出来ませんでした。
 その機械が回転する時、四隅には植えられないので、そこを人の手でやる事になります。それも今年は少しだけ。田んぼの高低差をあらかじめかなり均しておいたので、昨年みたいにドロの中で長靴が抜けなくなるほど水が深く張ってなく楽でした。

 その作業を終えてから、今度は自分の庭で作物の為の畝作りに取り組みました。今から58年前、最も早く登記し家を建てた所を購入したので、至る所でほころびが目立ちます。大震災で亀裂が入ったブロックが心配ですが、その直下にミョウガがたくさん生えて来ました。奥右の木は柚子です。
 百坪の土地のこの部分と、裏にも空いているところがあり、そこも含めて畝作りに励みました。
 一日陽が当たる所なので、残してくれた立派なツツジ、大きなグミの木の脇なども、土を掘って種を蒔きました。昨年期限切れになった小松菜が、自然栽培で石灰も肥料もやらないのに、いち早く芽を出し、今は大きく育って毎日食べています。

 種から手掛けたもので、勢いのよいのがモロッコ平鞘インゲンです。奥の竹の支柱で見えるのがそうです。あとは手前の大根。昨年裏でやった時、土を深く掘らず、根が曲がってうまくゆかなかったので、今年は格好良いという事と、大根が市場では値段が高かったので挑戦しました。大根は料理では何にでも使えます。
 ただここに来て、昨年気づかなかった虫による葉の穴が目立つようになりました。しかし今年だけは努めて自然栽培を心がけたので、それがどこまで通用するか見守って行きます。来年の教訓とする為にも。写真の手前、雑草よけの三つ葉の手前に隣の人に貸した個所があり、マルチでインゲンを育てていますが、7月の収穫が終わってから、私がまた開墾し何か種か苗を蒔いたり、植えるつもりです。
 経済効率を求めず、あくまで自然との共生を考えたので、暑くなるに従い、額に汗しながら頑張るつもりです。それは私たち罪を犯した者の宿命です。
 「また、人に仰せられた。『あなたが、妻の声に聞き従い、食べてはならないとわたしが命じておいた木から食べたので、土地は、あなたのゆえにのろわれてしまった。あなたは、一生、苦しんで食を得なければならない。土地は、あなたのために、いばらとあざみを生えさせ、あなたは、野の草を食べなければならない。あなたは、顔に汗を流して糧を得、ついに、あなたは土に帰る。あなたはそこから取られたのだから。あなたはちりだから、ちりに帰らなければならない」(創世3:17−19)。