ハテヘイ6の日記

ハテヘイは日常の出来事を聖書と関連付けて、それを伝えたいと願っています。

埼玉医大心臓血管外科の今中和人先生をお招きしてのセミナー

 6月20日の日曜日、私たちの教会では埼玉医大心臓血管外科の准教授今中和人先生をお招きして礼拝でのメッセージを、続けて午後からは近くの公民館で一般の方々の為のセミナーを行って頂きました。
 私が初めて今中先生とお会いしたのはもっと前の事になります。先生には失礼ですが、最初の印象は体力を要する心臓外科の先生にしては少しきゃしゃで、話される言葉もぼそぼそといった感じで、およそ海堂尊氏の描く「須磨久善」氏のような印象ではありませんでした。むしろ慶大放射線科講師近藤誠氏に近いかなあと思っていました。
 でも先生は兵庫の名門灘中学、灘高校からストレートで東大医学部に入られた「超エリート」なのです。
 ところがパワーポイントを駆使しての先生のメッセージを初めて聴いて(実はもう日本では閉鎖された中川健一先生のハーベスト・タイムで、ゲストとして迎えられた時の心臓のお話は見聞きしていました)、そのエネルギッシュな心臓手術場面や、心臓という臓器の実に精妙な働き、そしてそれが絶対に神によらなければあり得ない(つまり進化論のように、心房、心室や弁、血管などがバラバラに進化して心臓になったなどという事は全くあり得ない)という、臨床を通しての経験からの証、その神が人のかたちをとって地上に来られた救い主イエス・キリストによる救いの証をつぶさに聴いて、私は圧倒されてしまいました。
 先生には全くエリートの片鱗も見えません。むしろこの救い主によって弱く低くされ、にもかかわらず日々生かされ、喜びに満ち溢れて仕事をし、まだ信仰を持っていない人々に情熱を持って勧めをされる先生の誠実さに魅入られてしまいました。
 さらに一見ぼそぼそ声の先生が所属しておられる教会では、ヘンデルメサイアを「テノール」のパートで兄弟・姉妹方と共に歌っておられるとの事。これもまたびっくり!
 16世紀のフランスの外科医アンブロワーズ・パレは「われは包帯するのみ、神が癒したまう」という有名な言葉を残していますが、今中先生はそれを実践しておられ、自分の腕で患者を治してあげたなどという意識は毛頭持っておられません。全ての手術の成功を主の栄光に帰しておられます。謙虚の極みです。
 使徒パウロの場合外見は弱そうでも会えば力強い説教をしましたが、彼もこう言っています。
 「しかし、主は、『わたしの恵みは、あなたに十分である。というのは、わたしの力は、弱さのうちに完全に現われるからである。』と言われたのです。ですから、私は、キリストの力が私をおおうために、むしろ大いに喜んで私の弱さを誇りましょう」(コリント第二12:9)。
 今中先生も同じです。このへりくだった先生に心臓を縫合「包帯」して頂き、アフタケアで真の神による「癒し」を得る事が出来たら幸いです。
 心臓で思い煩っておられる方々、この真の「癒し主」イエス様に委ね、埼玉医大で今中先生に手術をお願いしましょう!きっとその後の人生が変わります!