ハテヘイ6の日記

ハテヘイは日常の出来事を聖書と関連付けて、それを伝えたいと願っています。

小さな脳のハチが複雑な数学の問題を解く=創造主のみわざ

 10月26日のサイエンスデイリーのサイトで、「小さな脳のハチが複雑な数学の問題を解く」という論文の紹介がありました。
 ハチには不思議な能力があります。特に「ミツバチのダンス」として知られている行動では、8の字に飛び回る事で、仲間のミツバチに花粉や蜜のある場所を知らせる事が出来ます。私も創造論の研究会でそのすばらしさを、献身した数学の教師から学んだ事があります。
 今回の紹介記事によりますと、ロンドン大学の科学者たちはハチが複数の目的地に最短距離のルートで飛んで行く事を発見しました。花が種々様々な状態にあっても、それらの花の間の最短距離をすぐに見つけてしまうのです。

 画像はhttp://ameblo.jp/yotubatoneko3232/entry-10516269104.htmlからお借りしました。
 私たち人間でも同じ場所を何回も往復しているうちに、最短距離の道を見つけてそこを通ります。しかしその道程が複雑でどこがそれに当たるか分からない場合、コンピューターの助けを借ります。それは人間よりもすばやく問題解決の為の効率的な手順を私たちに示してくれます。そうしたやり方の事をアルゴリズムと呼び、数学などの分野でよく使われています。昔私たちが算数で学んだ二つの整数の最大公約数を求める方法も、典型的なアルゴリズムだそうです。
 ハチは草の種ほどの脳でもって、大型コンピューターがはじき出すのと同じ事を行なっています。多数の場所を頻繁に飛んでいるので、相当なエネルギーを使います。それで飛行を最小限に保つルートを見つけてしまうのです。
 研究者たちはコンピュータで制御した人工的な花を用いて、様々な条件で試してみたようですが、いかなる状況であっても、すぐにそのルートを見つけてしまいました。そこで彼らはハチが近道を見つける為の何か未知のアルゴリズムを備えているに違いないと推測しています。ナイジェル・レイン博士は、「ハチはその小さな脳があるだけなのに、驚くべき行動の離れ業が出来ます。私たちはハチが“移動するセールスマンの問題”を、コンピューター無しでどう解く事が出来るのか、理解する必要があります。ハチはどんな近道を利用するのでしょうか?」と述べており、このサイトは唐突にそこで閉じています。人間にはお手上げといったところでしょうか。
 ですから米国創造研究所(ICR)のブライアン・トーマス氏は、「スーパーコンピューターを備えた人間でさえ、こうした賢いアルゴリズムを発展させる事が出来ないので、それは知的なプログラマーによってその昆虫の中に意図的にセットされたに違いない」と言っています。
 そんな複雑な行動が進化の過程で生み出されるわけがないので、この知的なプログラマーとは万物を創造された神でしかあり得ません。
 「イエスは彼らをじっと見て言われた。『それは人にはできないことです。しかし、神にはどんなことでもできます』」(マタイ19:26)。