医者の白衣「着替えは週1回が過半数というネット調査結果
2月9日の朝日新聞に医師白衣「着替えは週1」過半数という題(副題:ネット調査「毎日」は5%のみ)の紹介記事が載っていました。
かつて某県で伝道していた時、お世話になっていたクリニックの早朝掃除のパートをしていた事があります。その時いつもドクターの白衣が毎日きちんと洗濯され階段に置かれていたのを思い出します。
そのように医者の白衣は毎日着替えるものだと私は思っていました。白は目立ちます。私も必要な時は白のワイシャツを着ますが、襟の汚れは気になるほうです。まして医者はいろいろな患者を診るわけですから、インフルの季節などは診察した患者からの咳の飛沫を浴びる事もあると考えます。医者を通しての着衣からの感染が起きたら恥ずかしい事です。
ですから今回の医師向けコミュニティーサイトでのアンケート調査で、上記のような結果が出たのは意外でした。
回答した医師の数は2704人で、着替えが週1回は57パーセント、週2〜3回は21パーセント、毎日は僅か5パーセントでした。中には2〜3週間に1階という医師もいました。
昔と違い、今の特に勤務医の場合、そんなに多くの給与をもらってはいないと思いますが、それでも白衣を購入せず、数が足りない医者がいるのには驚きました。それより汚れたら着替えるという「怠惰な」医者も少なからず居るようです。
私は選択回数を出来るだけ節約するだらしのない貧乏人ですが、せめて医者には毎日取り替えて欲しいものです。颯爽と病院の中を歩く財前教授(山崎豊子の『白い巨塔』の主人公)には、およそ汚れた白衣は似つかわしくないでしょう。
そんな事を考えながら、聖書の白い衣の箇所を思い返していました。それはヨハネ黙示録に比較的多く出て来ます。
「しかし、サルデスには、その衣を汚さなかった者が幾人かいる。彼らは白い衣を着て、わたしとともに歩む。彼らはそれにふさわしい者だからである。勝利を得る者は、このように白い衣を着せられる。そして、わたしは、彼の名をいのちの書から消すようなことは決してしない。わたしは彼の名をわたしの父の御前と御使いたちの前で言い表わす」(黙示3:4−5)。
この白い衣は文字通りの清潔な衣でもありますが、象徴的に「聖徒たちの正しい行ない」を指しています(黙示19:8)。
天国にはこの白い衣を着た聖徒たちだけがいます。救い主イエス・キリストの御前に、いつもきよく汚れのない衣を纏って世々限りなく礼拝するのです。
世の白衣を着た医者の圧倒的多数は、心に罪の汚れがあり、主の御前に義とされないでしょうが、聖徒たちは違うのです。