ハテヘイ6の日記

ハテヘイは日常の出来事を聖書と関連付けて、それを伝えたいと願っています。

月面に立った宇宙飛行士たち

 2012年8月25日、人間として初めて月面着陸を果たしたニール・アームストロングさんが82歳で亡くなりました。米国の各サイトでは一斉にその事を報じていました。

 彼は1969年7月16日アポロ11号宇宙飛行船で、同僚のマイケル・コリンズ及び、エドウィン・オルドリンと共に地球を旅立ち、7月20日に人間として初めて、オルドリンと共に月面に降り立ちました。
 この間燃料の問題もあって必ずしも着陸は順調ではなかったようですが、何とか無事に降りる事が出来ました。そしてそこで「ヒューストン。こちら静かの基地。鷲は舞い降りた」、「一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては大きな飛躍だ」という声を地球に届けました。
 彼はそれ以上の事は言いませんでしたが、一緒に降りたオルドリンは一人黙っておそらく創世1:1「初めに、神が天と地を創造した」を心で唱え、一人で聖餐式(キリストの死を象徴する儀式)を行ったそうです。なぜ秘密にしていたのかと言いますと、アポロ8号の時、無神論者の飛行士が「宇宙にいる間は宗教的活動を控えるべきだ」と訴えていたからだそうです(以上ウイキぺディアより)。その式に必要なものはテキサスの彼の母教会が提供したそうです。
 彼はまた帰還直前にも「『天に思いを巡らすと、月や星の運行は、主によって導かれているものであるとしか思えない』」という賛美歌の一節を唱えたとの事です。写真右下がオルドリン。

 最後にアームストロングも「我々は、この宇宙船を設計し、試験し、完成させるために心血を注いだすべてのアメリカ人に心から感謝の意を捧げたい。そしてまたこの放送を聞いているすべての人々に、神の祝福があらんことを。以上、アポロ11号より」と、地球に住む人々全てに祝福の言葉を伝えました。
 帰還から程なく彼は宇宙飛行士を辞め、シンシナティ大学に勤め、母校のパデュー大学でも教えました。そしてその後アポロ13号の事故調査委員なども務めています。
 彼はあまりにも有名になりすぎてしまいましたが、終生控え目で、決して自分を表に出しませんでした。その為にオバマ大統領も、オルドリンも心から哀悼の意を表明しました。
 その月の探査ですが、40数年経過した今でもまだ未知の事が多く、月周回探査衛星「ルナー・リコネサンス・オービター」が盛んにデータを地球に送り続けています。
 文中でも触れましたが、月について聖書ではこう言っています。
 「神は二つの大きな光る物を造られた。大きいほうの光る物には昼をつかさどらぜ、小さいほうの光る物には夜をつかさどらせた。また星を造られた」(創世1:16)。
 「あなたの指のわざである天を見、あなたが整えられた月や星を見ますのに、人とは何者なのでしょう」(詩8:3−4)。

 月面から見た、空間に浮いている青い地球を見た宇宙飛行士たちは、そこに神の存在を見ました。「アポロ15号で月面着陸したアメリカの宇宙飛行士ジム・アーウィンは、月の世界に立ったとき、宇宙万物を創造した偉大なる神の存在をひしひしと実感した。帰還後、牧師になり、世界中を回って福音を宣べ伝えている。ジム・アーウィンのように、神への畏敬の念に打たれて、宇宙から帰週後にキリスト教の牧師や宣教師になった宇宙飛行士は何人もいる」(サイトより)。