ハテヘイ6の日記

ハテヘイは日常の出来事を聖書と関連付けて、それを伝えたいと願っています。

オランダのマウリッツハイス美術館

 2012年3月22日の朝日新聞では、「絵画の宝石箱」という大見出しのもと、オランダのマウリッツハイス美術館所蔵の絵画展が、東京都美術館で6月に開催される事を知らせていました。あと100日まで迫っているそうです。
 この絵画展には、既にしばしば登場しているフェルメールをはじめ、レンブラント、フランス・ハルス、デ・ホーホといったオランダ黄金時代の作品約50点が展示される予定です。
 それで朝日記者は開幕に先駆けて、このオランダの美術館を訪問し、その魅力を紹介しています。4点のカラー写真が私たちの目を惹きます。この建物は17世紀半ばに建てられたそうですが、写真を見る限り極めて重厚な感じがします。その裏側にホフフェイファの池というのがあって、なかなかの景観です。

 このギャラリー(コトバンクによると「広間と通路を兼ねた細長い部屋ないし廊下で,さまざまな機能と形態をもつ」とあります)には、他にもルーベンスブリューゲルメムリンクといったベルギー・フランダース地方の画家の傑作などが展示されています(http://holland.com/jp/tourism/article/mauritshuis-hccj-advertorial-2012.htmより。左記美術館の画像、ギャラリーのも)。

 この建物は18世紀に火災に見舞われたそうですが、見事に再建されています。ギャラリーにおける絵画のレイアウトもなかなか凝っています。
 ただ朝日の写真では絵画が壁に貼りつけられていても、その横とか下に画家の名前が見えません。実際にはあるのかも知れませんし、パンフレットなどで紹介されているのかも知れません。
 こうしたギャラリーの絵画は見飽きる事がありませんが、聖書でも「仮想ギャラリー」に、旧約聖書の偉大な信仰者たちが並べられています。新約のヘブル書11章にあります。パウロという伝道者が選定をしました。その書き出しは有名な信仰の定義から始まっています。1〜4節を紹介しましょう。
 「信仰は望んでいる事がらを保証し、目に見えないものを確信させるものです。昔の人々はこの信仰によって称賛されました。信仰によって、私たちは、この世界が神のことばで造られたことを悟り、したがって、見えるものが目に見えるものからできたのではないことを悟るのです。信仰によって、アベルはカインよりもすぐれたいけにえを神にささげ、そのいけにえによって彼が義人であることの証明を得ました。神が、彼のささげ物を良いささげ物だとあかししてくださったからです。彼は死にましたが、その信仰によって、今もなお語っています」。
 そのようにアベルに始まり、エノク、ノア、アブラハム、イサク、ヤコブ、ヨセフ、モーセら錚錚たる信仰者の業績が「展示」されています。
 そのギャラリーを回って歩くと、私たちの心は熱く燃えて来ます。皆様も一度このヘブル11のギャラリーを覗かれたら如何でしょうか?