ハテヘイ6の日記

ハテヘイは日常の出来事を聖書と関連付けて、それを伝えたいと願っています。

初めて東大正門と赤門のある国道17号を歩く

 2012年4月9日、ブログの為に歩いたコースで、まだ紹介していなかった東大正門と赤門について書いてみました。学生時代御茶ノ水から神田古本街を散策する事はよくありましたが、湯島のほうからぽつぽつとある古本街を歩いた事はありませんでした。そこでこの日、北側の国道17号から南に向かい、東大の正門と赤門を初めて見た次第です。
 まず工学部1号館のレンガの敷き詰めてあるところを横目に見ながら歩いて行きました。

 右の図で歩道はわりに広いのですが、そこを東大生と思われる若者が自転車でスピードを緩めず通り抜けて行きます。最近歩道を通る自転車による事故が多く、規制がかけられているのにです。しかもこの歩道の正門付近には巡査が3人もいて監視していました。でも彼らは全く意に介していないようでした。自己中心もよいところです。
 そしてたどり着いたのがまず正門です。

 一番奥に安田講堂がかろうじて見えます。それを見ながら、その門を通過出来る人は少ないのだなという事を実感しました。
 次はその先の赤門です。

 赤門は国の重要文化財に指定されています。朱塗りの門は最初1827年に建造されたと言いますから、180余年の歴史があります。おそらくその門からは人々が気軽に入れるようにはなっていないのではないでしょうか?でも画像から分かるとおり、その門の手前で記念撮影をしている東大生たちが随分居ました。 というわけで、やはり私たち凡人が狭い門だと実感するのは正門のほうでしょう。なかなか立派な作りです。
 なぜこの界隈を散策したのかと言いますと、聖書の有名なみことばがあるからです。
 「努力して狭い門からはいりなさい。なぜなら、あなたがたに言いますが、はいろうとしても、はいれなくなる人が多いのですから」(ルカ13:24)。
 このジイドの小説で有名な「狭き門」、ここを通って入れるのはキリストを信じた人だけです。その人は救われて永遠のいのちを持ちます。その入試問題は東大と違ってやさしいです。二者択一の一問だけだからです。でも良く考えてからでないと合格出来ません。
 残念ながら入れない人は未信仰の人で、世に大勢います。東大では昔から内村鑑三らによる無教会派の信徒たちが多く出ました。今の東大はどうなっているのでしょうか?栄光学園のようなカトリック系高校の人々が多く入るので、その中の信仰をもった学生が、カトリック中心のクラブを持っている事は容易に想像出来ますが。