ハテヘイ6の日記

ハテヘイは日常の出来事を聖書と関連付けて、それを伝えたいと願っています。

敦賀原発活断層判明でどうすべきか

 「今、ユダの残りの者よ、【主】のことばを聞け。イスラエルの神、万軍の【主】は、こう仰せられる。『もし、あなたがたがエジプトに行こうと堅く決心し、そこに行って寄留するなら、あなたがたの恐れている剣が、あのエジプトの国であなたがたに追いつき、あなたがたの心配しているききんが、あのエジプトであなたがたに追いすがり、あなたがたはあそこで死のう』」(エレミヤ42:15−16)。

 日本原子力発電福井県敦賀原発の直下にある断層を調査していた原子力規制委員会の調査団(鈴木康弘・名古屋大教授ら外部のメンバー4人を含む)は、2012年12月10日の会合で、D−1断層と呼ばれるものを活断層と認定しました。すぐ東(200メートル)を通っている浦底断層は、既に活断層である事が分かっており、問題は過去の地震の時(そして将来も)原子炉直下のD−1断層と連動して動いたか(又は動くかどうか)が焦点になっていました。
 その結果を受け、原子力規制委員会委員長の田中委員長は今のままでは再稼働の安全審査はできないと語り、廃炉になる可能性が高くなりました。

 ところが日本原電は「大規模な調査で活断層の可能性はないことを説明した。このようなとりまとめとなったことは受け入れがたい」とし、規制委員会に質問状を出して食い下がりました。
 一方経済産業省の或る幹部は「敦賀2号機を動かせないと、日本原電の経営問題になるぞ」とつぶやき、反対の姿勢を見せました。
 では地元の人々はどうかと言えば、まず敦賀市長は「廃炉になれば、『第二の夕張』になってしまう」と、危機感を露わにしました。また或る会社員は「この街にとって原子力は血液、血が止まれば暮らしていけない」と発言しました。
 それに対しては多少温度差があるにしても、廃炉の道を望む人々が多くいますし、危険な原発廃炉にして、あとは現状で稼働させ行く行くは廃炉にと言った現状維持派の人々もいます。
 冒頭の聖書箇所は有名なバビロン帝国によるユダ王国エルサレムの破壊後、ユダに残った僅かな人々への警告です。バビロン捕囚後、ユダの地に留まれば安全、エジプトに逃れれば全滅という事です。この警告を敦賀原発に適用すれば、エジプトに行く人々は古い生活に戻る事を象徴しているので、原発推進派の人々を指し、もし震災が生じたら全滅です。ユダに断固残ろうとする少数の人々は、主がそこで守って下さり安全ですから、反原発派の人々を指しています。ところがユダにはエジプトの地に行くべきか迷っていた人々もいました。これは原発を支持したいがどうしようかと思っている人々を象徴しています。しかしその邪悪な少数の人々は、強引に正しい少数の人々を引き連れ、エジプトに行ってしまいました。勿論彼らの定めは滅びです。主の憐みにより、そのエジプトから信念を曲げなかった人々、悔い改めたごく少数の人々がユダの地に帰還する事になります。原発は恐ろしいから初心に立ち返り、反原発で行こうという人々です。結局この残りの人々は無事守られ、そのユダの家系から救い主イエス・キリストがお生まれになります。
 原発推進派が多数を占め、それを再稼働させれば、いつか剣(原発事故)で日本全体が滅亡の危機に至ると確信します。
 聖書の預言はこれまで成就して来たし、これからも成就します!