ハテヘイ6の日記

ハテヘイは日常の出来事を聖書と関連付けて、それを伝えたいと願っています。

大きな男の鼻:なぜ男の鼻は女の鼻より大きいのか

 「しかし、創造の初めから、神は、人を男と女に造られたのです」(マルコ10:6) 2013年11月18日のサイエンスデイリサイトでは、上記の題で論文が紹介されていました。

 米国アイオワ大学やインドネシアインドネシア大学などの研究チームの新しい研究では、ヨーロッパ人の子孫の集団で、男の鼻は女の鼻よりも平均およそ10パーセントも大きいと結論付けています。
 研究者たちは3歳から20代半ばまでの年齢の38人の鼻の大きさと成長を追跡調査しました。
 少年少女が一般的に誕生から活気づく思春期開始まで、年齢で言えばおよそ11歳の頃は同じ鼻の大きさである事が分かりました。その時点から先になると、大きさの違いが顕著になってくるそうです。男は男らしく、女は女らしく成長して行きます。
 生理学的に見ると、男はその年齢以後脂肪分の少ない筋肉量を増加させ始めますが、女はそうではなく脂肪の量を多く蓄積させます。男の体重の増加はその筋肉の発達の為であり、筋肉の成長と維持の為には、余計に酸素を多く必要としています。ですから鼻で見ると、男はその大きさが不均衡なほどの増加を示します。大きな鼻はもっと多くの酸素を取り込み、血液の中で運搬し、筋肉に供給する事が出来るからです。ですから男の鼻は女より10パーセントも大きくなるのです。
 私たちの直接の先祖と言われるネアンデルタール人と比較すると、彼らは私たちよりもっと多くの筋肉量があった為、その筋肉を維持する為に、さらに大きな鼻を必要としていたと見られ、上の左図のような復元になっています。
 従って現代人の胸郭と肺も比較的小さい事が指摘され、現代人が先祖たちのように骨格を養う酸素をあまり必要としていないという考え方が成立しそうです。
 してみると、鼻は単なる顔の中央にある飾りではありません。それは私たちの肺の貴重な延長となります。
 しかしその事実の確証には、もっと多くの調査・研究が必要なのは言うまでもありません。でもだいたいなるほどと思わせる研究成果ではあります。進化論者はすぐ進化と結びつけますが、創造論でははじめから男女の違いとしてDNAにそれが刻み込まれていると考えます。