ハテヘイ6の日記

ハテヘイは日常の出来事を聖書と関連付けて、それを伝えたいと願っています。

再びアマゾン倉庫で働く事の弊害について

 「神は、種類にしたがって野の獣を、種類にしたがって家畜を、種類にしたがって地のすべてのはうものを造られた。神はそれを見て良しとされた。神は仰せられた。「さあ人を造ろう。われわれのかたちとして、われわれに似せて。彼らが、海の魚、空の鳥、家畜、地のすべてのもの、地をはうすべてのものを支配するように。」(創世1:25−26)。
 2013年11月25日のタイム誌サイトでは、「アマゾンで働くのは、文字通り人々の頭をおかしくしてしまう」という題で、短い記事がありました。あまりにも短いので、英国BBCサイトの記事も参照しました。こちらの題は「アマゾンの労働者は精神病の危険の増加に直面している」といったものです。http://www.bbc.co.uk/news/business-25034598

 記事の内容が少ないのは、英国BBC記者であるアダム・リットラー氏(23歳)が、身分を明かさずウェールズ州スワンシーにあるアマゾンの「倉庫」で仕事を得られ、限られた範囲でルポしたからでしょう。
 彼の仕事はピッカー(=本やモノなどの注文品を80万平方フィートの倉庫全体で集める人)です。左画面リットラー氏ではありません。その服装に注目して下さい。ピッカーは僅か33秒で注文品を集めて来なければなりませんが、その為にスキャナー(=操作装置。コンピューターと繋がっています)を持って歩かなければなりません。もし33秒以内に集めて来られなければ、すかさずスキャナーがビーッビーッと音を出し、警告を与えます。初回では無いでしょうが、それを何度も繰り返し、習熟出来なければ即刻クビです。
 この巨大な倉庫を夜間のシフト制で10時間半働く事が義務付けられていますが、歩いた距離は11マイルにもなるそうです。その間自分で考えるという事など全く出来ず、終れば完全に足ががくがくになっています。
 ですからリットラー氏は、ずっと続ければ精神的・身体的病に陥るのは必至であると語っています。そして「私たちは機械であり、ロボットです」と言い切っています。
 しかしアマゾンの最高責任者ベゾス氏は、「このピッキングの仕事は他の同じような多くの企業がやっているのと同じで、精神的・身体的病の増加などない」と否定しています。そして従業員の健康が最優先事項だと語りました。それは嘘です。そう言い切る事に人を人と思わない彼の冷血を見ているのは、ブログ仲間でも少なからず居ます。
 それで嘘付きベゾス氏は顧客第一主義を貫いていて、注文後30分以内に配達出来るようにする為、小型無人機の開発を急いでいるようです。厳重な箝口令が敷かれているので、詳しくは伝えられませんが。でもごく最近ネットでは批判も込めて、ぼちぼち紹介されるようになりました。