ハテヘイ6の日記

ハテヘイは日常の出来事を聖書と関連付けて、それを伝えたいと願っています。

農家の男と結婚すると

 「ルツは出かけて行って、刈る人たちのあとについて、畑で落ち穂を拾い集めたが、それは、はからずもエリメレクの一族に属するボアズの畑のうちであった」(ルツ2:3)
 2013年10月9日のハフポストサイトに、「農家の男と結婚してからの10の点が、あなたの人生を変える」という題で、ジェニー・デューイ・ローリッチという人が記事を寄せていました。
 農業に回帰したいという人が増えているようですが、かつて茨城で農家の真似をして、大変有意義な時を過ごしながら、雑草との戦いに敗れ、身体を崩してやむを得ず都会に引っ越した者として、農家に嫁ぐという事は大きな決断であると思いました。雑草との苦闘は聖書では罪の結果です。

 著者は「農家の男と結婚したら、自分の生活が非常に多様な形で変わりました」と述べて、10の農業生活の歩みの側面を述べています。
1あなたは方向、目標物、そしてどこに人々が住んでいるのかといった点で、長けた人になります。広大な米国の農地ですから、夫が畑の南西の角地にいて、しかじかの農場へ向かうと告げた時、そして夫が何か運んで来てもらいたい時、あなたは夫をすばやく見つける事が出来るようになります。
2食事時間の間の多くの会話は、農業についてになります。農業の話は夕飯時には談笑の時となるでしょう。あなたは作物、備品、天候、価格などについて、あらゆる話を聞けるようになるでしょう。
3植え付けしたり、収穫したりする間は、夜デートする事になります。つまりその時期は夫と共にトラクターやコンバインに乗っている時なのです。
4洗い場で雑なものを見つけるでしょう。家畜を育てている人なら最悪です。大豆の種を乾燥機で見つける事もあります。
5夫と毎晩或いは毎日の或る時間に食事しようと計画してはいけません。農場での生活は大変予測しがたいのです。あなたは夕食を或る晩には7時、次の晩には10時に食べる事もあり得ます。
6あなたは植え付けをしたり、除草剤を噴霧したり、収穫したりする時、諸々のイベントの出席で「はい」と返事する事はあり得ないでしょう。あなたは応対出来るかどうか実際さっぱり分からないからです。
7町から出る時は大抵何らかの農場の仕事を含んでいます。工具店に立ち寄るとか、ここで機材の挿入部品を買うとかです。
8あなたはただ時が過ぎるのを待つのが得意になるでしょう。農家の仕事は予測がつかない事が多くあります。夫と様々な計画を立てていても、何が起こるか分かりません。ただひたすら時の経過を待つ事が頻繁になります。
9あなたは物事を楽観的に考える人になります。あなたが望まない時でも雨は降り、作物が燃えたり、病気になったりと、悪い事は起きるものです。ですから物事の否定的な面に焦点を合わせると、生活がかなり惨めになります。農場生活で希望の兆しを見つけるのが一番良いのです。
10あなたは出来るとは決して思わなかった諸々の事が可能となり、母なる自然(キリスト教では神)に感謝します。
 本当の事を言えば、私は決して実現可能とは思わなかった農家の人と恋をしました。彼は私の岩であり、彼は私の魂を燃えさせてくれます。私は彼を愛しています。私は前方に横たわる冒険を楽しみにしています。そしてここにはその新しい章があります。
*これは米国ならではの事です。日本ではTPP絡みでこれからどうなるでしょう。上野千鶴子さんは「百姓ライフ」を提唱していますが、それは「専業農婦」の事ではありません。それではサバイバルは難しいです。専門技術ではなく、「どんな環境変化にも適応して生き抜いていける」技術を身に着ける事です。新しいマルチ型の暮らし方の創造です。雑草との戦い(有機でやろうとすればそれなりの覚悟が必要)は、罪の結果ですから、それを正面から見据えて、額に汗流しながら、絶えず多様な生きる上での才覚を磨くという事でしょうか。