ハテヘイ6の日記

ハテヘイは日常の出来事を聖書と関連付けて、それを伝えたいと願っています。

福島に引っ越してから10ヶ月

 「泣くのに時があり、ほほえむのに時がある。嘆くのに時があり、踊るのに時がある」(伝道者の書3:4)。
 原発事故の生じた福島へ引っ越してから、およそ10ヶ月です。復興支援という点では、高齢の方々から「これやってくれないか、あれやってくれないか」という頼みごとが多く、結構多忙ですが、望み通りにはなっています。3・11で裏山の土砂崩れがあった隣家の整地にいまだ関わっています。また耕作地放棄で依頼された6反の田んぼを引き受けた若い方の稲作の手伝いもして来ました。さらに原発中心に最も近く、帰還困難で自由に立ち入る事も出来なく、多くの試練を経て私の家からそんなに遠くない所に引っ越した教会にも通い、微々たるものですが支援もしています。
 加えて原因不明の糖尿病が悪化し、足のしびれという合併症も出始めました。胃が無い為食べると血糖値がスパイク状に上がるので、その間の運動も欠かせず、かなり時間を食います。
 もっと言いますと、我が家の南側の家は、3・11の時の地震で「半壊」の認定を受けて家を取り壊し、現在更地のままです。建て直しは出来ません。同様に我が家も実質半壊に近く、気候が良いといっても、このところの厳しい冷え込みで、夜8時を過ぎるともうパソコンどころではなく、布団にもぐり暖を取っています。別に不平不満ではなく、整地が終わっていない庭には山菜が豊かで、野菜もミニトマトやシシトウなどを含めよく出来ますから、夢中になって取り組んでいるのも事実です。
 とにかくブログを書くのも、星印を付けてくれた方々のサイトの閲覧もなかなか出来なくなりました。
 以前病気でしばらく休んだ時も、マイペースでよいからとにかく続けて欲しいという方のご意見がありました。
 それでいつも申し訳ないと思いながら、ではどうしたら良いのかと考えてみると、ブログ仲間の方の更新が参考になります。短く随筆ふうに日々の出来事を綴るという形です。並行して聖書に関わる随筆も続けていますから、少し文章を変えて、聖書の言葉をもっと多用しようかとも思っています。それで閲覧者の数が減ってもいいと考えると気が楽になります。
 3〜4日の間隔をおいて書いてゆけば続きそうですし、星印をつけてくれた方の文章も全て読めるのではないかと期待を懸けています。
 聖書のことばが嫌いだという事で、星印がごく僅かになってもかまわないと思っています。ブログの仲間というのが出来たきっかけは、畏友iireiさんが初めて星印とコメントを書いて下さってからです。それまでは聖書主体なので、全くそれらが無い時が長く続いていたのです。むしろそのほうが楽でした。
 という事で、身近な原発への想いを中心に据えて続けてゆきます。心配してくださっている皆様には、心から感謝します。