ハテヘイ6の日記

ハテヘイは日常の出来事を聖書と関連付けて、それを伝えたいと願っています。

2018-01-01から1年間の記事一覧

カルロス・ゴーンの逮捕

「悪者は偽りの報酬を得るが、義を蒔く者は確かな賃金を得る。このように、義を追い求める者はいのちに至り、悪を追い求める者は死に至る」(箴言11:18−19)。 カルロス・ゴーンと言えば、いち早く日産座間工場の閉鎖を思い浮かべる。1964年日産…

双葉町の人々が徐々に引っ越して来ている勿来町酒井団地

「また神は次のようなことを話されました。『彼の子孫は外国に移り住み、四百年間、奴隷にされ、虐待される。』」(使徒7:6) 福島県双葉郡双葉町は今も帰還困難地域に指定されたままで、住民が戻る事はない。 いわき市南台仮設住宅に多くの人々が引っ越…

 『現代社会はどこに向うか』(見田宗介著)を読んで感じた違和感

「 戦争や暴動のことを聞いても、こわがってはいけません。それは、初めに必ず起こることです。だが、終わりは、すぐには来ません」(ルカ21:9) nankaiさんが紹介してくれた上記の本を読んだ。読後感としては聖書的見地から違和感がある。 序章の最後に…

飯館村の野焼き

「すると【主】の使いが彼に、現れた。柴の中の火の炎の中であった。よく見ると、火で燃えていたのに柴は焼け尽きなかった」(出エジプト3:2)。 野焼きがやたら出来なくなってから久しい。法はいつからそう決めたのかと思い、調べて見た。 1970年に…

競争による研究者の疲弊

「ひときれのかわいたパンがあって、平和であるのは、ごちそうと争いに満ちた家にまさる」(箴言17:1) 本庶佑教授がノーベル賞を獲得した後、すぐにはモノにならない研究についての議論が起きている。 その中に「選択と集中」という言葉が出て来た。こ…

 神政から王制へ

「主はサムエルに仰せられた。『彼らの言うことを聞き、彼らにひとりの王を立てよ。」そこで、サムエルはイスラエルの人々に、『おのおの自分の町に帰りなさい」と言った」(サムエル第一8:22)。 イスラエルの地では、主なる神が預言者サムエルを通して…

公文書の紛失と永遠に残るもの

「 王が、あの巻き物、バルクがエレミヤの口述で書きしるしたことばを焼いて後、エレミヤに次のような【主】のことばがあった。『あなたは再びもう一つの巻き物を取り、ユダの王エホヤキムが焼いた先の巻き物にあった先のことばを残らず、それに書きしるせ』…

防潮堤の強化で確かに砂浜が消えている

「あなたは境を定め、水がそれを越えないようにされました。水が再び地をおおうことのないようにされました」(詩104:9) 神は「地のすべての境を定め」ておられる。そのようにして自然の調和を計られた。 しかし人間がひどい罪を犯したので、ごく少数の…

会堂にいたユダヤ教徒の襲撃

「兄弟たち。私はあなたがたに、ぜひこの奥義を知っていていただきたい。それは、あなたがたが自分で自分を賢いと思うことがないようにするためです。その奥義とは、イスラエル人の一部がかたくなになったのは異邦人の完成のなる時までであり」(ローマ11…

いわき交響楽団第34回定期演奏会

「ラッパと角笛の音に合わせて、【主】である王の御前で喜び叫べ」(詩篇98:6) 2018年10月28日午前の礼拝を終え、いわき芸術文化交流館アリオスへ、いわき交響楽団第34回定期演奏会を聴きに行った。 この交響楽団は1983年に結成されアマ…

賢い患者

「この女は多くの医者からひどいめに会わされて、自分の持ち物をみな使い果たしてしまったが、何のかいもなく、かえって悪くなる一方であった」(マルコ5:26)。 新約聖書の時代にも患者をひどい目に遭わせる医者が多くいたようだ。気の毒な事に彼女はか…

小堀鴎一郎著『死を生きた人びと』

「そして、人間には、一度死ぬことと死後にさばきを受けることが定まっているように」(ヘブル9:27) 朝日新聞の「ひと欄」に森鴎外を祖父に持つ小堀鴎一郎氏が登場した。「外科医から訪問診察医に転じた文豪の孫」とある。食道がんの専門医として都内の…

浜通りのイノベ構想はきっと挫折する

「また、人は新しいぶどう酒を古い皮袋に入れるようなことはしません。そんなことをすれば、皮袋は裂けて、ぶどう酒が流れ出てしまい、皮袋もだめになってしまいます。新しいぶどう酒を新しい皮袋に入れれば、両方とも保ちます。」(マタイ9:17)。 イノ…

大勢順応

「祭司長たちや役人たちはイエスを見ると、激しく叫んで、「十字架につけろ。十字架につけろ」と言った。ピラトは彼らに言った。「あなたがたがこの人を引き取り、十字架につけなさい。私はこの人には罪を認めません。」(ヨハネ19:6) 10月21日の朝…

藪の中

「神は、善であれ悪であれ、すべての隠れたことについて、すべてのわざをさばかれるからだ」(伝道12:14)。 聖書の神は全知全能である。どんな隠れた事柄も明るみに出される。そして裁かれる。「神は、善であれ悪であれ、すべての隠れたことについて、…

医療のミスは避けられない

「神、その道は完全。【主】のみことばは純粋。主はすべて彼に身を避ける者の盾」(詩篇18:30) この聖句に「神、その道は完全」とある。では人間はどうか。ミスをする者である。英語のmissを日本語に訳すと「的を外す」という意味がある。士師記20:…

太陽光発電を阻む勢力

「見よ。わたしは新しい事をする。今、もうそれが起ころうとしている。あなたがたは、それを知らないのか。確かに、わたしは荒野に道を、荒地に川を設ける」(イザヤ43:19)。 私が住むいわき市勿来町も、あの大震災当時津波にやられた。 旧防潮堤の内…

雇用促進住宅の民営化

「捜すのに時があり、失うのに時がある。保つのに時があり、投げ捨てるのに時がある」(伝道3:6)。 2018年9月18日の福島民友新聞記事に「生まれ変わった『雇用促進住宅』 民間運営で『低価格』賃貸に」という見出しの記事があった。 改めて「雇用…

浪江町での『土の歌』全曲合唱コンサート

「また、主を民の集会であがめ、長老たちの座で、主を賛美せよ」(詩107:32)。 福島県浪江町は8月末現在居住人口825人、微増したものの全人口の5パーセントにも満たない。国道6号から西側の大半の地域がまだ帰還困難区域となっている。その土壌…

国道6号で7年半後の東日本大震災被災地視察

「この荒れ果てた地は、通り過ぎるすべての者に荒地とみなされていたが、耕されるようになる」(エゼキエル36:34)。 2018年8月24日、国道6号を通って荒地となったままの被災地を再度視察して来た。 新たな建物や場所として、Jヴィレッジとそ…

風にそよぐ葦

「この人たちが行ってしまうと、イエスは、ヨハネについて群衆に話しだされた。「あなたがたは、何を見に荒野に出て行ったのですか。風に揺れる葦ですか』(マタイ11:7)。 戦争末期横須賀の海軍に経理関係で入った父は、銃後の護り役の母に、焼夷弾が落…

初めて帰還困難区域に入った

「見なさい。あなたがたの家は荒れ果てたままに残される」(マタイ23:38)。 2018年4月26日、通う教会の牧師に勧められ、原発から5キロ、大熊町の帰還困難区域に荒れたまま残っている教会堂と納骨堂、そして周辺地域を15名で視察して来ました…

浪江で頑張る鈴木新聞舗

「そこで、彼らは、捕囚から帰って来た者はみなエルサレムに集合するようにと、ユダとエルサレムにおふれを出した」(エズラ10:7)。 2018年2月から3月にかけて、朝日新聞の連載記事「てんでんこ」(=めいめいという意味)では、福島県浪江町の鈴…

善を行う者はいない。ひとりもいない

「神は天から人の子らを見おろして、神を尋ね求める、悟りのある者がいるかどうかをご覧になった。彼らはみな、そむき去り、だれもかれも腐り果てている。善を行う者はいない。ひとりもいない」(詩53:2−3)。 昨今の政治社会情勢を考えると、上記聖書…

3・11から7年 放射能のいま…小出裕章氏の講演

「あなたの足の道筋に心を配り、あなたのすべての道を堅く定めよ。右にも左にもそれてはならない。あなたの足を悪から遠ざけよ」(箴言4:26−27)。 出席した今中氏の講演の録画を見つけた後、同じ京大原子炉実験所仲間だった小出裕章氏が、東京北区の…

一物理学徒から見た近代日本一五〇年

「彼らはわたしを捨て、ほかの神々に香をたき、彼らのすべての手のわざで、わたしの怒りを引き起こすようにした。わたしの憤りはこの場所に燃え上がり、消えることがない。』」(列王第二22:17) 1868年から2018年までの近代日本150年を、政…

『原発プロパガンダ』(本間龍著)

「わたしはあなたの名を代々にわたって覚えさせよう。それゆえ、国々の民は世々限りなく、あなたをほめたたえよう」(詩45:17)。 プロパガンダ(=宣伝)は、ヒットラー政権でのみ使われていたと思っていました。 しかしなんと現代日本でも、こと原子…

川内村の視察

「ヌンの子ヨシュアは、シティムからひそかにふたりの者を斥候として遣わして、言った。『行って、あの地とエリコを偵察しなさい。』彼らは行って、ラハブという名の遊女の家に入り、そこに泊まった」(ヨシュア2:1)。 2018年4月5日、教会の人から…

3・11から7年。どう羽ばたくべきか

「しかし、【主】を待ち望む者は新しく力を得、鷲のように翼をかって上ることができる。走ってもたゆまず、歩いても疲れない](イザヤ40:31)。 2011年3月11日午後2時46分から7年経ちました。私の通う教会では、双葉郡出身であろうと、いわき…

チェルノブイリ被災者である母子の貴重な証言

「兄弟たちがやって来ては、あなたが真理に歩んでいるその真実を証言してくれるので、私は非常に喜んでいます」(ヨハネ第三1:3)。 2018年3月20日、ウクライナのチェルノブイリで被災したカテリーナさんと母親のマリヤさんが私の通う教会に来て、…