ハテヘイ6の日記

ハテヘイは日常の出来事を聖書と関連付けて、それを伝えたいと願っています。

聖書と奴隷制

「オネシモがしばらくの間あなたから離されたのは、おそらく、あなたが永久に彼を取り戻すためであったのでしょう。もはや奴隷としてではなく、奴隷以上の者、愛する兄弟としてです。特に私にとって愛する兄弟ですが、あなたにとっては、肉においても主にあ…

垂直的序列化と水平的画一化を聖書から考える

「【主】が知恵を与え、御口から知識と英知が出るからだ」(箴言2:6)。 『教育は何を評価してきたのか』の著者本田由紀さんは、情熱を持った教育社会学者である。ただ横文字が結構多く、統計的手法もそれなりの基礎知識がないと、本書の本当の理解は難し…

嘘と良心

「しかし、御霊が明らかに言われるように、後の時代になると、ある人たちは惑わす霊と悪霊の教えとに心を奪われ、信仰から離れるようになります。それは、良心が麻痺した、偽りを語る者たちの偽善によるものです」(テモテ第一4:2)。 良心という言葉を聖…

人種差別は聖書のどこにも載ってない

「神は、一人の人からあらゆる民を造り出して、地の全面に住まわせ、それぞれに決められた時代と、住まいの境をお定めになりました」(使徒17:26) 聖書から現在の国民とか民族の起源を簡単に辿ってみる。 創世記の創造のはじめの第六日目最後に神は人…

医者が父親を自宅で介護する

「あなたの父と母を喜ばせ、あなたを産んだ人を楽しませよ」(箴言23:25) 以前新聞広告か何かで見た『破裂』(久坂部羊著)を、図書館で借りて読んだ事を覚えている。久坂部氏は現役の医者であり、作家でもある。高校生の時作家を志望したが、やはり医…

マーゴール・ミッサービーブ

「畑に出るな。道を歩くな。敵の剣がそこにあり、恐怖が取り囲んでいるからだ」(エレミヤ6:25)。 文章を書く時、句読点をどこで打つか、特に読点「、」をどこで打つか難しいが、そこは普段から名文家と呼ばれる人々の作品を読みながら覚えてゆくしかな…

京都弁で書かれた『こんなはずじゃなかった』

「しかし、イエスのうわさはますます広まり、大勢の群衆が話を聞くために、また病気を癒やしてもらうために集まって来た。」(ルカ5:15) 1年ぶり脳のMRI検査を受け、酩酊様歩行の進行状況を調べてもらったが、特に異常はないとの事で、それを受け入れ…

聖書の律法と世の中の法律

「罪を犯している者はみな、律法に違反しています。罪とは律法に違反することです」(ヨハネ第一3:4)。 世の中では六法全書と呼ばれる主要な6つの法があるが、キリスト教徒の場合は、まずユダヤ人に伝えられた旧約聖書と、イエスが来られ異邦人も含めた…

パンドラと聖書のシナリオ

「おおわれているもので現されないものはなく、隠されているもので知られずにすむものはありません」(ルカ12:2) 新型コロナウイルスの出現により、世界中でありとあらゆる邪悪なものが噴出している。まるで開いてしまったパンドラの箱からの災害のよう…

心配おかけしています

「主こそ狩人の罠から破滅をもたらす疫病からあなたを救い出される」(詩91:3)。 前回のブログ更新からだいぶ時間が経ってしまった。 これだけブランクがあると、新型コロナウイルスの事もあって、心配しておられる方々は多いと思う。申し訳なく思って…

東日本大震災から9年‐あれこれ思う事

「ただ、あなたはよく気をつけ、十分に用心し、あなたが自分の目で見たことを忘れず、一生の間それらがあなたの心から離れることのないようにしなさい。そしてそれらを、あなたの子どもや孫たちに知らせなさい」(申命4:9)。 東日本大震災から9年が経過…

更地だらけの浪江駅前通り、そして大熊、双葉

「あなたのうちのある者は、昔の廃墟を建て直し、あなたは代々にわたる礎を築き直し、『破れを繕う者、通りを住めるように回復する者』と呼ばれる」(イザヤ58:12)新型コロナウイルス騒動で、自宅待機の日が多くなった。それで感染を警戒しつつ、3月…

なぜ福島から始まる聖火リレーを中止にしないのか

「主こそ狩人の罠から破滅をもたらす疫病からあなたを救い出される」(詩91:3)。 新型コロナウイルスによる感染症が止まらない。 2月25日のCNNサイトを見ると、感染者は中国本土で8万人を超え、死者も2,600人を超えた。35か国・地域で37人が死んだ。症…

新型コロナウイルスと五輪

「大きな地震があり、方々に飢饉や疫病が起こり、恐ろしい光景や天からの大きなしるしが現れます」(ルカ21:11) 聖書では疫病をどう見ているのか? 〇旧約聖書では「わたしは、エジプトにしたように、疫病をあなたがたに送った。剣であなたがたの若者…

いわきと鉾田

「私が良い教訓をあなたがたに授けるからだ。私の教えを捨ててはならない」(箴言4:2)。 東京新聞の記事をネットのサイトで見ていたら、茨城県鉾田市の名前が出ていた。ここに10年ほど住んでいたので、何を取り上げているのだろうと思った。 鉾田市は…

We should not allow the 2020 Tokyo Olympic Games to be held.

We should not allow the 2020 Tokyo Olympic Games to be held under the declaration of a nuclear emergency situation in Japan. In the name of the 2020 Reconstruction Olympic,it will be held in Tokyo soon. But in Fukushima,several serious thi…

想像を絶する独ソ戦

「また、戦争や戦争のうわさを聞くことになりますが、気をつけて、うろたえないようにしなさい。そういうことは必ず起こりますが、まだ終わりではありません。」(マタイ24:6) 昔高校で習った世界史では、独ソ戦の事は記憶に無かった。今回新聞広告から…

福島原発1号機と2号機の間の排気塔、人力で一部切断

「働く者は労苦して何の益を得るだろうか」(伝道3:9) 福島第一原発を浪江町から見たところだが、排気塔はどこだろう。 3・11東電福島第一原発事故では、排気塔が高濃度放射性物質をたっぷり含んだ蒸気を放出した。当時ベントという言葉が行き交った…

台風19号被災の郡山中央工業団地

「今、島々はおまえが崩れ落ちる日に身震いし、海の島々はおまえの退却を見てうろたえる。」(エゼ26:18) 昨年の台風19号は個人の住まいだけでなく、広い敷地を持つ企業の工場をもピンチに追い込んだ。 福島県では人口1番目のいわき市、同2番目の郡山市…

米国大統領の聖書読み違い

「さらに、【主】の使いは彼女に言った。『見よ。あなたは身ごもって男の子を産もうとしている。その子をイシュマエルと名づけなさい。【主】が、あなたの苦しみを聞き入れられたから。彼は、野生のろばのような人となり、その手は、すべての人に逆らい、す…

義弟(=妹の亭主)の死

また私は、天からの声がこう言うのを聞いた。「書き記せ、『今から後、主にあって死ぬ死者は幸いである』と。」御霊も言われる。「しかり。その人たちは、その労苦から解き放たれて安らぐことができる。彼らの行いが、彼らとともについて行くからである。(…

Jヴィレッジの聖火ランナーは安全なのか

「賢い人はわざわいを見て身を隠し、浅はかな者は入って行って痛い目にあう」(箴言27:12) 東京五輪は復興五輪の名のもとで、来年3月26日聖火リレーが福島県楢葉町、広野町に跨るJヴィレッジからスタートする。その日のうちに南下していわきに至り…

中村哲ー医者の不養生への強烈なパンチ

そこでイエスは彼らに言われた。「きっとあなたがたは、『医者よ、自分を治せ』ということわざを引いて、『カペナウムで行われたと聞いていることを、あなたの郷里のここでもしてくれ』と言うでしょう。」(ルカ4:23) イエスの時代、「医者よ、自分を直…

鮫川、蛭田川は氾濫しなくても肝を冷やした

「そのとき大水は私たちを押し流し濁流は私たちを越えて行ったであろう」(詩124:4) 19年10月12日夜遅くいわき市を通過した台風19号は、激しく長時間続いた降雨で、河川が大小問わず増水し、スマホには避難を呼びかける通知が何度も届いた。翌…

あまりに杓子定規な被災者生活再建支援法

「 わざわいだ、偽善の律法学者、パリサイ人。おまえたちはミント、イノンド、クミンの十分の一を納めているが、律法の中ではるかに重要なもの、正義とあわれみと誠実をおろそかにしている。十分の一もおろそかにしてはいけないが、これこそしなければならな…

台風19号といわき市中心部平の被害

「【主】はこう言われる。『見よ。北から水が上って来てあふれる流れとなり、地とそこに満ちているもの、町とその住民を押し流す。人々はわめき、地の住民はみな泣き叫ぶ』」(エレミヤ47:2)。 私の住むいわき市は台風19号の直撃を、10月12日の真…

罪意識の欠如

「なぜなら、人はだれも、律法を行うことによっては神の前に義と認められないからです。律法を通して生じるのは罪の意識です」。 コンプライアンス=企業の「法令遵守」という言葉があるが、これは事実上死語だ。誰も厳密に遵守などしていない。特に大企業の…

星一の事

「イエスの評判はシリア全域に広まった。それで人々は様々な病や痛みに苦しむ人、悪霊につかれた人、てんかんの人、中風の人など病人たちをみな、みもとに連れて来た。イエスは彼らを癒やされた」(マタイ4:24)。 福島に来て星一という人が、しばしば新…

若松丈太郎氏の事

「十二弟子の一人で、デドモと呼ばれるトマスは、イエスが来られたとき、彼らと一緒にいなかった。そこで、ほかの弟子たちは彼に『私たちは主を見た』と言った。しかし、トマスは彼らに『私は、その手に釘の跡を見て、釘の跡に指を入れ、その脇腹に手を入れ…

テニヤンの末日

「ヨナタンは、自分自身のようにダビデを愛したので、ダビデと契約を結んだ」(Ⅰサムエル18:3)。 今年は白河市出身の芥川賞受賞作家中山義秀が没後五十年という事で、白河市大信の生家近くにある中山義秀記念文学館を主体に、ゆかりのある二本松市等で…