ハテヘイ6の日記

ハテヘイは日常の出来事を聖書と関連付けて、それを伝えたいと願っています。

2019-01-01から1年間の記事一覧

ADRをなぜ東電は拒否し続けるのか

「そればかりでなく、私たちのために今や和解を成り立たせてくださった私たちの主イエス・キリストによって、私たちは神を大いに喜んでいるのです」(ローマ5:11) ADRとは「裁判外紛争解決手続」の事だそうだ。英語で見ると、Alternative Dispute Re…

合唱王国福島だが

「次のことが、後の時代のために書きしるされ、新しく造られる民が主を賛美しますように」(詩102:18)。 19年3月25日の新聞報道によると、声楽アンサンブル全国大会で、郡山五中が日本一、郡山二中と日大東北高校(郡山市)が入賞した。二位も郡…

アンダークラス

「貧しい者が国のうちから絶えることはないであろうから、私はあなたに命じて言う。『国のうちにいるあなたの兄弟の悩んでいる者と貧しい者に、必ずあなたの手を開かなければならない』」(申命15:11) 図書館で橋本健二著『アンダークラス』を借りて読…

復興五輪

「真実な証人はまやかしを言わない。偽りの証人はまやかしを吹聴する」(箴言14:5) 2019年2月28日の福島民報を見たら、「復興五輪『浸透せず』半数」という見出しの記事があった。 これは共同通信のアンケート調査の結果である。福島県、宮城県…

福島県中通りにある白河小峰城跡を見て来た

「主はわが巌、わがとりで、わが救い主、身を避けるわが岩、わが神。わが盾、わが救いの角、わがやぐら」(詩18:2) 2019年3月1日白河市の東北本線白河駅直ぐ北側にある小峰城跡を視察して来た。 福島県中通りとしては、昔母と行った事のある棚倉…

アイヌと沖縄の歴史

「これらから海沿いの国々が分かれ出て、その地方により、氏族ごとに、それぞれ国々の国語があった」(創世10:5) 昔北海道は蝦夷の地と呼ばれていた。そこには先住民族としてアイヌ人が住んでいた。そして独自の言語と文化を持っていた。 江戸時代に和…

糖尿病患者の骨格筋減少の原因

「その肉は衰え果てて見えなくなり、見えなかった骨があらわになる」(ヨブ33:21) 昨年の夏は猛暑だった。そして12月の末近くなっていきなり酷寒になった。こうした気温の大きな変化で、教会に通う人々の多くが病に倒れた。 私も8月、ちょうど糖尿…

在日韓国・朝鮮人

「バビロンの川のほとり、そこで、私たちはすわり、シオンを思い出して泣いた。その柳の木々に私たちは立琴を掛けた。それは、私たちを捕らえ移した者たちが、そこで、私たちに歌を求め、私たちを苦しめる者たちが、興を求めて、『シオンの歌を一つ歌え』と…

高レベル放射性廃棄物の地層処分は安全か

「義は平和をつくり出し、義はとこしえの平穏と信頼をもたらす。わたしの民は、平和な住まい、安全な家、安らかないこいの場に住む」(イザヤ32:17-18) 原子力発電環境整備機構の伊藤真一氏は言った。高レベルの放射性廃棄物の処分に関して、「地下…

郡山の由来

「カインはその妻を知った。彼女はみごもり、エノクを産んだ。カインは町を建てていたので、自分の子の名にちなんで、その町にエノクという名をつけた」(創世4:17) 19年2月5日の福島民報では、発酵の研究で有名な、東京農大名誉教授の小泉武夫氏が…

湯長谷城址を見て来た

「そのとき、先に墓に着いたもうひとりの弟子も入って来た。そして、見て、信じた」(ヨハネ20:8) 既に戊辰戦争の跡地を幾つか見て来たが、いわき市の下湯長谷地区にある湯長谷城址を初めて訪れた。 とにかくこの地区は道幅も狭く渋滞ばかり、土地勘が…

双葉町の震災記録庫(=アーカイブ)拠点施設起工

「【主】はモーセに仰せられた。『このことを記録として、書き物に書きしるし、ヨシュアに読んで聞かせよ。わたしはアマレクの記憶を天の下から完全に消し去ってしまう』」(出エジプト17:14) 19年2月10日の福島民報は、震災で大きな被害を受け、…

浪江町津島出身三瓶町議の奮闘

「実は、私は、自分で来て、自分の目で見るまでは、そのことを信じなかったのですが、驚いたことに、私にはその半分も知らされていなかったのです。あなたの知恵と繁栄は、私が聞いていたうわさよりはるかにまさっています」(列王第一10:7) 19年2月…

いわきCLT復興公営住宅

「ヤロブアムはエフライムの山地にシェケムを再建し、そこに住んだ。さらに、彼はそこから出て、ペヌエルを再建した」(列王第一12:25) 復興(災害)公営住宅は、災害で家をなくした人に対して最低限の生活を出来るようにするために作られた住宅である…

戦争経験者である歴史学者直木孝次郎氏の死

「その城壁に心を留めよ。その宮殿を巡り歩け。後の時代に語り伝えるために」(詩48:13) 19年2月17日、古代史研究の直木孝次郎氏が亡くなった。100歳長寿を全うしたと言える。1919年(大正8年)生まれ、1941年太平洋戦争の年に、京都…

この国は愛のある国にはならない

「 ただ、わたしはあなたがたを知っています。あなたがたのうちには、神の愛がありません」(ヨハネ5:42) これはイエス・キリストが、主として律法主義的なユダヤ人に対して言われたことばである。彼らにはキリストの説く愛がなかった。このアガペーと…

東日本大震災で壊れた益子焼の再生

「その破滅は、陶器師のつぼが容赦なく打ち砕かれるときのような破滅。その破片で、炉から火を集め、水ためから水を汲むほどのかけらさえ見いだされない」(イザヤ30:14) 19年2月14日の東京新聞は「被災の益子焼 『持続可能な美』創る 東日本大震…

浪江にイオンはどうなのか

「勤勉な人の計画は利益をもたらし、すべてあわてる者は欠損を招くだけだ」(箴言21:5) 19年2月13日の福島民報は、「浪江にイオン進出」という見出しの記事を載せていた。えっと思った。 イオンは千葉県千葉市に本拠のある流通トップの会社である…

通常技術と特異技術という二類型

「…その手紙の中には理解しにくいところもあります。無知な、心の定まらない人たちは、聖書の他の個所の場合もそうするのですが、それらの手紙を曲解し、自分自身に滅びを招いています」(Ⅱペテロ3:16) 東大全共闘の事で言及した当時の造反教会折原浩氏…

キレる高齢者のタイプ

「愛する兄弟たち。あなたがたはそのことを知っているのです。しかし、だれでも、聞くには早く、語るにはおそく、怒るにはおそいようにしなさい」(ヤコブ1:19) 新聞記事にあった「キレる高齢者」という項では、『暴走老人!』を出版し、その名が知られ…

福島原発2号機の謎

「不法の秘密はすでに働いています。しかし今は引き止める者があって、自分が取り除かれる時まで引き止めているのです」(テサロニケ第二2:7) 福島原発事故から8年になろうとしている。事故発生から今日に至るまで、膨大な資料が集積している。しかしそ…

全共闘運動の当事者と非当事者

「これらのことについてあかしした者、またこれらのことを書いた者は、その弟子である。そして、私たちは、彼のあかしが真実であることを、知っている」(ヨハネ21:24) 今年2月1日、橋本治氏の死去を受けてブログを書いた。そうしたら2月8日のアマ…

松川事件から70年

「先にあったことは記憶に残っていない。これから後に起こることも、それから後の時代の人々には記憶されないであろう」(伝道1:11) 2019年2月7日の福島民友は、福島大学が松川資料室にある松川事件関連資料を、ユネスコ世界記憶遺産に再申請すべ…

常磐道4車線化で盛り土に汚染土使用の計画

「彼らは、わたしの民に、聖なるものと俗なるものとの違いを教え、汚れたものときよいものとの区別を教えなければならない」(エゼキエル44:23) 2019年2月2日の東京新聞は、南相馬市小高区の常磐自動車道の4車線化工事で、除染により発生した汚…

三春藩の裏切り

「イスカリオテ・ユダ。このユダが、イエスを裏切ったのである」(マルコ3:19)。 戊辰戦争のうちの東北戦争では、白河が新政府軍と列藩諸藩との戦いの要の地であった。そこが押さえられると、会津への攻略は容易になる。だから仙台藩は新政府軍の白河入…

寒曝しの食べ物は風味を増す

「試練に耐える人は幸いです。耐え抜いて良しと認められた人は、神を愛する者に約束された、いのちの冠を受けるからです」(ヤコブ1:12) 試練に会った時、あのせいだ、このせいだと言わず、良く耐えた人は風格が出る。信仰者なら、それによっていのちの…

水素ステーション

「他国人がエルサレムの財宝を奪い去り、外国人がその門に押し入り、エルサレムをくじ引きにして取った日、あなたもまた彼らのうちのひとりのように、知らぬ顔で立っていた」(オバデヤ1:11) ガソリン車と違い、燃料電池車に水素を補給する施設が水素ス…

マスコミは橋本治氏の謳い文句に深く言及しない

「生きているものは、少なくとも知っている/自分はやがて死ぬ、ということを。しかし、死者はもう何ひとつ知らない。彼らはもう報いを受けることもなく/彼らの名は忘れられる(伝道者の書9:5) この書で伝道者は盛んに虚しいという事を強調するが、新約…

いわき市のインフル患者数最多

「そこで、イエスは彼女にこう言われた。『娘よ。あなたの信仰があなたを直したのです。安心して帰りなさい。病気にかからず、すこやかでいなさい。』」(マルコ5:34) 今年1月1日現在、福島県の人口はいわき市が342,389人とトップである。その…

戊辰戦争の泉城

「【主】の名は堅固なやぐら。正しい者はその中に走って行って安全である』(箴言18:10)。 1868年6月平潟を出発した新政府軍は、陸前浜街道を北上し、植田から二手に分かれた。一方は泉城を攻め、もう一方は湯長谷城を攻める為であった。植田は日…